12月23日
初めて呼んで頂いた時は、正直とても緊張していて。
それが伝わってしまったのか、ご主人様に心配をさせてしまいました。
ドアをノックした瞬間、返ってきたご主人様のひと言に
なぜか胸の奥が少しだけ寂しくなってしまって……
自分でも不思議な気持ちでした。
お部屋に通して頂き、お店に連絡を入れてからは、
静かに気持ちを切り替えて、身を委ねる準備を。
今回は最初から、ご主人様のお好きなワインをご一緒させて頂きました。
グラスを合わせるだけなのに、少し距離が縮まったようで嬉しかったです。
「お前は飲むと色っぽくなるから」
そう言われた時は、思いがけない言葉に驚いてしまいました。
褒めて頂けるなんて思っていなかったので、
胸の奥がじんわり温かくなったのを覚えています。
前回とは違い、今回はご主人様の指でゆっくりと導かれていき、
意識が遠のくような感覚に、頭の中が真っ白になりました。
恐怖と期待が入り混じり、
「もっと壊されたい」という気持ちと
「まだ知らない先が怖い」という思いが、せめぎ合っていて。
結局、その先の快楽を知らないまま、時間切れに。
自分の弱さを、少し悔しくも感じました。
旅行や飛行機のお話をしながら過ごす時間は穏やかで、
今回は前回のように二度お応えすることが出来ず、
申し訳ない気持ちも残っています。
それでも延長までして下さり、
ご主人様と一緒に過ごせた時間は、やはり特別でした。
次にお会い出来る時は、
もう少し先まで踏み込める自分でありたい――
そんなことを思いながら、余韻に浸っています。
またお会い出来る機会を下さるのであれば
お会い出来ますと嬉しいです。