11月28日
長年の趣味の一つが読書なので、前日文学フリマ(コミケの文学バージョンなイベント)に行って来ました。
そこで、おまけで貰った合同誌が興味深かった。
テーマは「穴」
AV監督の二村ヒトシさんの口癖の「心の穴」という概念にちなんだものだそうです。心の穴とは大きなトラウマ的な出来事だけではなく、子供のころ慣れさせられた環境や親に言われた言葉により微細な傷つきも穴を刻み、かつては傷だったけど、今は血までは出てないが心の穴。
SMプレイでも初めて会った人に「なんでSMに目覚めたのか?or興味を持ったのか?」はほぼ聞く質問なのですが、記憶に残る話はこの心の穴に関わる物語が多いです。
先日、金蹴りされに来たマゾにも聞いたら、プレイ後にそう言えばと出た話が「社会人になって2,3年目に付き合っていた女の子をやりたい時に呼び出したり、自分の性欲の発散のために利用していたそうです。彼女と別れた後に、その罪悪感がじわじわと湧いてきて、金蹴りプレイに興味を持ち始めたのはその頃だそうです。
おちんちんで女の子をいじめていた僕はおちんちんをいじめられることで、その罪悪感を浄化できるのではないか…というのは私の憶測ですが、なんとも素敵な話だなと思った次第です。